人を喰い際限なく巨大化する怪物、"異形"の侵攻により、世界が滅びて十余年後の東京。
生き残った人々は、各地に"集落"を作り、強く、たくましく、生きていた。
そんな"集落"の一つ、三軒茶屋敬老会で、老人たちと明るく暮らす少女・亜子。
人を蝕む大気のせいで、誰もがマスクをせねば生きられない世界で、彼女だけは素顔を晒して駆け回ることができた。亜子の姉・美子は、通信技術を立て直して各地の人々と協調し、"異形"を駆逐することを夢見ていた。
だが、彼らの集落に異形を操る者たちが侵入する。次々と倒れる仲間たち。亜子を裏切り三軒茶屋を去った美子。失った総てのもののために、亜子が旅立つ東京観光。
この旅はきっと、世界を変える――!!
最近、東京というか世界が終焉を迎えている系の作品が増えたような気がしますね。
そんな中でも、今回の作品は通常の人間は生活できない大気汚染の中で一人動き回れる少女が主人公。
腐海か…ナウシカに影響を受けていそうな作品ですが、今後の展開とこの主人公の特異体質の謎の解明といった展開は非常に楽しみです。
