「ベストセラーは出せなくとも好きな本を書いて生きていこう」
……ぶっちゃけた話、『作家で億は稼げません』などというタイトルの本をウッカリと手に取ってしまったあなたは、かなり高い確率で天才ではないと思うのですよ。
しかし、それで正解なんです。本書は、神に愛された天才や、強い運を持って生まれてきたひと向けではありません。
そういった御仁は、放っておいても世に出ていくでしょうし、凡才にすぎない僕が教えられることなど、ひとつもございません。
僕がレクチャーしたいのは「凡才ならではのサバイバル方法」です。やり方によっては長く戦えます。
この本が、天賦の才や運を持って生まれなかった、以前の僕のような小説家志望者の道標になればと思います。
まずは本を出せないと意味がありませんから、ベストなデビューの方法を一緒に考えていきましょう。
架空戦記で複数のヒット作を出されている吉田親司先生の現代を作家で生きる人に向けてのハウツー本、いやサバイバル本です。
自分が作家であるわけではないですが、こういった形で他業種の方が泥臭いことでも続けていくことで文筆業で食っていけている事実はすごく勉強になりました。
天才でない限りは地道に泥臭く続けるしかないんです、Youtubeしかりこういったブログしかり。
お金を稼ぐことを主とするか、楽しむことを主とするのかでだいぶん違ってきますが、少し仕事や趣味で悩んでいる人はこの本を読んで泥臭いことをして生き残る勇気をもらいましょう。
