雑記帳

漫画とか本とかラノベとか読んでます。感想になりきらない戯言です。友達とYoutubeで遊びだしました。

明日の敵と今日の握手を 1巻

ドラゴンフライ皇国は、世界に覇を唱える『皇帝同盟』と結ぶべきだという主張の『艦隊派』、世界の現状維持を望む『協商』との友好関係を続けるべきだ、とする『条約派』の2つに分かれ内部対立を深めていた。『皇帝同盟』へ属するべき、バスに乗り遅れるな。という風向きが強くなる中、ユトランド上空の戦争で大きく戦況が変わる。結果、新品中尉・アメリアは関係が悪くなりつつある『協商』国家ブレタニケに『条約派』の正論モンスター海軍中将・ハラルドと共に駐在武官として乗り込むことに! 一歩間違えば、世界大戦。国、大使館、貴族、マスコミ……あらゆるものを利用する、『英雄を必要としないため』の闘いが始まる。これは、国家の趨勢を懸けた駐在武官たちの本格外交業務戦記である!

幼女戦記売国機関の原作を手掛けていらっしゃるカルロ・ゼン先生の新規原作コミックス「明日の敵と今日の握手を」

始まった瞬間から情報量が多く、かなり戦争状態の緊迫感を感じさせるスタートに、今回の主役ともいえるハラルド中将の存在。

英雄が存在しない物語、ともいえる本作は読みごたえ抜群で、小説でも読みたくなる一冊です。