ドラゴンフライ皇国は、世界に覇を唱える『皇帝同盟』と結ぶべきだという主張の『艦隊派』、世界の現状維持を望む『協商』との友好関係を続けるべきだとする『条約派』の2つに分かれ、内部対立を深めていた。条約派の正論モンスターことハラルドと共にブレタニケに駐在武官として赴任したアメリアは、同じドラゴンフライ皇国の仲間であるはずの陸軍を利用する羽目になってしまい…!? 権謀術数を駆使し、現地のスパイの皆さんの協力を得て、相手の泣き所を探れ!!
外交戦争物語、「明日の敵と今日の握手を」の第2巻をピックアップ。
相変わらずあらを見つけて自分以外の職務ができないやつは全部敵を地でいくウィルストーン閣下。
部下のアメリアはてんてこまいになってますけど、徐々に傑物になっていく様が見えるのが面白い。いいですよ。