夫を殺した女ふたりの逃避行。向かう先は破滅か、それとも―…。 アツコとユリは、学生時代からの腐れ縁。しかし、2人で喋ったことはほぼなく、性格も合わない、趣味もグループも全く違う、正反対の存在だった。ある日、15年ぶりに再会した同窓会の後、2人は深夜のファミレスで話し込んでいた。それは、同窓会でユリの秘密を知ったアツコが起こした、ある行動について。 ねえアツコ、なんで私の旦那殺したの――…？
夏目アラタも完結して、こうサスペンスっぽいものが読みたかったところにこちらの「バカ女26時」が発売されたので購入。
学生時代からの腐れ縁の二人、仲がいいのか悪いのか、なんだかわからない二人の逃避行の物語。
その裏には女性だから抱える悩みなのか、闇なのか、昔の腐れ縁の女性の旦那を殺して、その旦那を殺した友人と逃避行する不思議な物語。何が真実で、何を伝えてくれるのか非常に楽しみな作品。女性の友情はタダじゃないんだよな…
