捕龍船「クィン・ザザ」号のミカ達は、失踪した仲間のヴァニーを追い、彼女の故郷であるアレーナへと向かう。内戦続く現地で、アレーナを悩ます「霧の龍」の存在と、ヴァニーが王室の血を引くお姫様であるという衝撃の事実を知ったミカ達は、一番銛を刺した「霧の龍」を捕るため、反体制派の軍人たちと行動を開始する！ 一方ヴァニーは、霧の影響で昏睡状態となったかつての恩人・ツィータを救うため、国王軍と共に「霧の龍」討伐に動き出す。
ミカ達が行動を共にする反体制派、ヴァニーを擁する国王軍、そして「霧の龍」。三つ巴の戦いが、決着を迎える！
龍を食うためならなんのその、クイン・ザザ一行はいなくなったヴァニーを追いかけまたまた龍捕りです。
ヴァニーの過去編ともいえるストーリーもこの巻と次巻で完結（？）かな。
クイン・ザザとの旅はどうなるのかは次巻で決着でしょう。楽しみ。
夫婦として再出発した司とナサ。
二人を信じてこの世を去った時子。
彼女が遺したメッセージに、司は何を想うのか……
時に母娘のように、時に姉妹のように人生を共にしてきた司と時子の在りし日に迫る――
最近のトニカクカワイイは、とことん人を泣かせに来てます。
今回は、司が拾い育てた（一緒に育った？）時子とのお話。
回想から時子が持った司への想い、ナサ君へ託されましたがこれまた強い想いでしたね。泣くわ。
