殺人妻の母親は何者だ? 真実へ迫る!
緊張の控訴審。「真犯人は自分の父親だ」そう証言した真珠だったが、彼女の言う父親・三島とは血の繋がりがないことが判明し、法廷で追い込まれてゆく。
事件の鍵、真珠の心を解く鍵は父親ではなく母親だと直感したアラタは、すでに亡き真珠の母親・環の心を探ろうと試みるが...!?
この作品を読んでいると、裁判というものの傍聴席に行ってみたくなるものである。
母親へのトラウマなのか、はたまた殺人という証拠になりうるものなのか。
謎が謎を呼び、そしてヒントを生み出し、点と点が線になっていき、裁判官にも暗い闇があり…
人間不信になってまうわ…