フリオは人種族と魔族に自分を戦力として売り込むことで、両種族の相互理解が深まっていくことを願っていた。
だが、火龍ワインの”死生観”に戸惑うバリロッサたちの姿に改めて常識が異なる種族の共存が一筋縄ではいかないと知る。
それでも共に生きる道を模索するフリオが取った方法は、火龍の故郷である雪山に赴き、彼らが生きた足跡を辿ることで――
希望に立ち塞がる“当たり前”の壁――
雪に覆われた異文化が理想のカギとなる!?
真の“共存”とは何か、今一度問い直す、第九章。
原作小説の新刊と同時発売になりましたコミカライズ版「Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ」の最新9巻をピックアップ。
来年4月のアニメ化も決まって絶好調で、原作から読んでる人間としては非常に喜ばしい感じですね。
フリオとリースの二人旅だったり、自分を戦力として売り込んだりちょっとずつ時代が変わっていく様を目の当たりにしてます。
種族が違えば死生観も違う、そんなワインの存在がバリロッサたちにもいい刺激になってそうです。雪山旅行編ではワインの体質問題も改善するといいですなぁ…
