わたくしは、捨てられました。しかし今、その全てを取り戻す選択肢を目の前に提示されているのです。
母国に捨てられ、異国ダーゲンヘルムの司書として、新たな人生を送り始めた元公爵令嬢シルフ・ビーベル。しかし、平穏な日々も束の間、シルフはダーゲンヘルム王より、母国が自分を取り戻そうとしている事実を聞かされ、困惑する。
物語を愛する少女、シルフ・ビーベルとダーゲンヘルム王の物語を通じて会話する物語「捨て悪役令嬢は怪物にお伽噺を語る」の第２巻
今回は、原因であったラクスボルン王国で大きな出来事が。ダーゲンヘルム王が怪物と呼ばれる一端を見ることができなかなか衝撃的な２巻でした。
自身の侯爵令嬢であったことを物語にして伝えることで自分の意思を伝えるあたりは物語を主軸に置くこのお話ならではで素敵でした。
